岡崎慎司 選手 スペシャルインタビュー

“自分の価値をプレーで証明する” Part 2

ヨーロッパで活躍。この先の未来

ー なぜ海外にこんなに長くいらっしゃるんですか?

やっぱりヨーロッパがサッカーの一番強い地域というか、言い方はちょっと難しいんですけど、ヨーロッパはチャンピオンズリーグもあるし、W杯も優勝しているチームも。スペイン、イングランド、ドイツであったり、サッカーのトップがヨーロッパなんで、そこで自分が何ができるか、一番に興味を持ったし、さらに言うと日本代表として外国人と戦う時に、どうしても日本代表で戦う経験だけじゃこの選手たちに追いつけないと思ったんで、トップの選手たちが集まるリーグで、どれだけ自分がやれるかっていうのを確かめたかった。しのぎを削ってこそ、日本がW杯優勝できる可能性も高まると思うし、僕自身がW杯や世界で、結果を残せる選手になる一番の方法だと思ったので、言葉とか文化とかが先じゃなくて、自分の場合はやっぱりサッカーが上手くなるためにヨーロッパに残っているというのが、あるのかなと。でもそのおかげで強いモチベーションが保てている部分もあると思います。何が正しいのかは正直わかららないですけど。

ー やっぱりヨーロッパに行って、サッカーは上手くなりましたか?

上手くなったという実感は正直ないというか、もっと上手い選手はいっぱいいるんで。この選手にどうやったら勝てるやろう、って本当に毎日思っていますし。良い時というのは一瞬で忘れて、どっちかっていうとヨーロッパにいる時は悔しい気持ちがずっと残っていて。だから日本に帰ってどうこうというよりか、このヨーロッパで今いる選手たちに岡崎慎司っていうものを見せたいと思うし。勝ちたいと思う。今いるチームでも、レスターの時もそうでしたけど、やっぱりそのチームで自分が必要だったと思われて終わりたいと思っているんで。そこのモチベーションがありますね。

ー 今後やりたいことはあったりしますか?

自分の中ではサッカーにずっと関わっていたいと思うし、自分が死ぬまでに、というか早く、自分がプレーしている時に叶えるのが一番良いと思うんですけど、日本がW杯で優勝するという夢は叶えたいと思っています。 後は、もっとサッカーを理解したり、楽しむ人口が増えたり、スポーツすること、サッカーをすることで何かたくさんのことを学べるというのを子供たちに知ってもらったりとか、そういうスポーツ、サッカーが日本でより認められていく、というのが僕の大きい夢です。やっぱり海外に行く事でスポーツのその国の立ち位置というのを見てきたので、サッカーやスポーツの価値が本当の意味で浸透したら、もっと健康的になるだろうし、オープンになるだろうし、ストレス溜めずに発散もできるだろうし、いいこといっぱいあるのになと思うんで。 さらに、自分のサッカーアカデミーがあったりとか、子供たちが海外で色んな経験ができるような機会を作ったりとか、自分が経験してきたことを還元したいとも思います。別に海外が舞台でなくても良いんですけど、子供たちには別の文化、人種がいるとか、それがどういうものなのか、子供のうちに知っておくべきだなと思います。それを知った上で、日本を舞台にするか選ぶと、絶対に印象は変わってくると思います。ゆくゆくは海外で日本人の価値をより証明できる選手を指導者として輩出できたら良いと思うし、そうでなくても別の分野でも良いんで、スポーツを通じた人間力というか人間性の成長で、日本人の良い部分、強い部分を持って世界で活躍できる人間を育てていければいいなと思います。

ー 日本がW杯で優勝するのに何が必要ですか?

僕もその答えを探しているからヨーロッパでやっているんですけど、答えは当然誰も知らないと思うし、優勝したチームですら分からないと思うんですけど。なんでそもそもW杯で優勝したいと思うかと言ったら、やっぱり海外で日本人でありながらプレーしていてたくさんの見えない難しさを感じたし、例えばちょっと舐められてたりとか。やっぱりこれはW杯を優勝しているチームだったらもっとリスペクトされててとか、思ったりすることもあったし。なんか毎回自分たちが試されている感じがして、もっとサッカー選手として普通に認めてくれよって思ったりする時もあったけど、やっぱりそこはずーっとついて回ると思うんですよね。だからこそ日本人だけのチームで何かを成し遂げた時に、自分たちの本来の力ってこうだぞって証明できるじゃないですか。 自分がゴール決めても日本人としては見返せていなくて、自分自身だけがその悔しい思いに見返せると思うんですよね。けど、日本の将来を考えたら日本人を認めてもらうためにはやっぱりW杯で優勝して、日本人サッカー上手いんだっていう風に見てもらわないといけないんで。そのためには一人一人が個人のできることを増やして、自分の武器、個性を磨いていかなければならないし、それが日本代表として戦った時に何倍にもパワーになるようなチームだったら優勝できる可能性も出てくるんじゃないかなと思いますけど。でもそれは別に答えじゃなくて誰しもが考えることだと思うんで。 僕自身がそういう風に思うのも、やっぱり海外で10年やって悔しい気持ちがいっぱい残っていて。国と国となった時に絶対に負けたくないと思える出来事をこの10年でたくさん感じてきたんで、その目標のためにもなにか自分のできることを探していきたいなと思います。

> 次のページ
コロナ禍で、サッカー選手が抱える苦悩

成果にこだわり、
確実に英語力が身に付く「スパトレ」
満足度96%の科学的トレーニングを、
まずは7日間無料で体験!

7日間無料トライアルに申し込む